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DP-203デジタル・マスター・リプロデューサー
DP-203 Digital Master Reproducer
参考資料(この製品の製造・販売は終了しました)
製品概要 | 仕様
製品概要
DP-203
オタリ「DP-203」デジタル・マスター・リプロデューサーは,高速オーディオ・カセット・デュプリケーション・システム用に開発されたマスター再生ユニットです.
音声信号を半導体メモリー(SDRAM)から再生するため,ループ・ビン・マスターのようなテープ・ジャムの心配や,連続コピーによる音質の劣化がありません.
また,CD-DAおよびWAVフォーマットを採用.ネットワーク・インターフェイスも装備して柔軟なシステム構築を可能にしています.

 
主な特長
  • メモリー上に音声信号を展開,トラブルフリー:音声信号を半導体メモリー(SDRAM)上に展開,テープ・ジャムや連続コピーによる音質劣化などのトラブルがありません.十分な容量のメモリーを搭載し,C-120相当の長尺プログラムにも対応しています.また,マスター・プログラムをメモリー上に展開する速度もC-60相当のWAVファイルで110秒,CD-DAファイルで300秒と超高速.高い生産性を手に入れました.
  • 妥協のないオーディオ品質:CDクオリティ(16ビット,44.1kHz,リニアPCM)のマスター・プログラムを最大160倍速で再生可能.これだけのスピードを実現しながら再生周波数特性は160倍速時でも20 Hz〜15 kHz +0.5 -1 dBと,FM放送並みの質を維持.さらに80倍速には20 Hz〜20 kHz +0.5 -1 dBと,CDにも引けを取らないレベルを実現しています.
  • 専用ソフトウェアで直感的な操作環境:操作を単純化した専用ソフトウェアを搭載.DP-203側の操作でスレーブ機も同時に制御が可能です.オペレーション・モード(コピー速度,バイアス設定,EQ,Dolby HX Proオン/オフ設定)を四つまでプリセットできるなど,ニーズに合わせたキメ細かいメニューがオペレーターをバックアップします.
  • 柔軟なシステム構成に対応するインターフェイス群:DP-203は従来のアナログ・マスター再生機と置き換えることができるように設計されており,オタリの高速スレーブ機だけでなく他社製のスレーブ機にも接続できます.マスター素材のファイル・フォーマットはWAVおよびCD-DAに対応,柔軟なシステム構成をサポートします.またEthernet(100Base/T)を介して4台までの外部PCを接続可能.ファイル・サーバやモニター用として外部PCを使用できます.
使用するスレーブ録音機に応じて64,80,128,160倍速のいずれか2種類の速度に対応します(発注時に指定.1速仕様も可能).