Mediatech Expo 2007出展リポート | 2007-07-09
オタリ株式会社は2007年5月15日から17日の3日間,カリフォルニア州Long Beach Convention and Entertainment Centerにて開催された「MEDIA-TECH Expo2007」に出展しました. MEDIA-TECHはCD/DVD,BD,HD DVD等のメディア製造設備やパッケージング関連設備,材料を扱うメーカーや商社が多数出展する展示会で,オタリは今年も定評のあるメカトロニクス技術を生かしたCD/DVD関連装置を展示しました. 会場エントランス(左),開場前のオタリ・ブース(右) DVDパッケージング関連では,モジュール構成で半自動から全自動までお客様の必要に応じて組み合わせできるCM-20シリーズをデモしました. そのコンパクトでフレキシブルなシステム構成は多様化するDVDパッケージングのご要望に容易に対応できることが高く評価されています. 今回オタリのブースでは,DVDのケースにタイトル・シートを挿入する「CM-20TI」,CM-20TIに自動でケースを供給する「CM-20CF」,ケースにディスクを挿入する「CM-20DI」,そしてケースを閉じる「CM-20CC」を連結させ,動作を実演しました. CM-20シリーズはアマレー・タイプの14 mm厚のケースだけではなく,7 mm厚のスリムケースや23 mmまでの厚手のケースにまで簡単な調整で対応可能です. さらにオプション部品を取り付けることでVCDなどで使われるハーフ・サイズのケースにも対応します. また,2枚組みを超えるものは自動機での対応は従来は困難でしたが,CM-20シリーズは複数のディスク・インサーター「CM-20DI」を導入すれば2〜4枚組の挿入も可能で,パッケージの形態の変化にも柔軟に対応できることが来場者から高い評価をいただきました. CD/DVDの全自動デュプリケーターは,新製品の「VDP-208」と大型の「VDP-116」を出展しました. VDP-208は先代のVDP-108とほぼ同じ寸法ながらディスクのスタック枚数を2倍の200枚とし,より長時間の自動運転を可能にしています. VDP-116はオタリの定評のある高速ハンドリング・メカニズムを搭載した大量生産向けのデュプリケーターで,1,000枚のディスク・スタック枚数,スピンドルによるディスクの供給排出,e-mailによる生産情報とエラー情報の送付など豊富な機能と耐久性を持ったオタリのフラッグシップ・モデルです. VDP-116の展示(左),ショー最中のオタリ・ブース(右) 今回の展示会ではこれらの自動機の実際の動作を多くの来場者にご披露してメカトロニクスのオタリを実感していただきました. オタリではお客様の仕様による特注品の設計も行っておりますので,お気軽にお問い合わせください. |
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